MavericksのUSBブートディスクを作る

OS X 10.9ことMavericksがリリースされました。
App Storeから無料でダウンロードできるのですが、
複数のMacを持っている方はその都度ダウンロードするのは面倒です。

mavericks_installer

他の記事では、Mavericksのインストーラー内のイメージをディスクユーティリティから書き込む方法が紹介されていますが、今回はインストーラー内に用意された書き込みツールを使用した方法を紹介します。

やり方

用意するもの
*USBメモリ
USBメモリに展開すると5.3GBほど使用するので8GB以上の容量がよいです

1. Mavericksをダウンロードする
App StoreからMavericksをダウンロードします。ダウンロード後はインストールしないでおきましょう。インストールしなければアプリケーションディレクトリからインストールを実行できます。
mavericks_appstore

2. USBメモリにMavericksを書き込む
まずはターミナルを立ち上げましょう
Spotlightからterminalと入力するか、アプリケーションのその他からターミナルから起動します
mac_terminal_launch

ターミナルから以下のコマンドを実行します。
–volumeの後ろは書き込む先のUSBメモリになります。
書き込み先の指定を適宜USBメモリの名称に合わせて変えてください。
以下の例ではUSBメモリの名称は[Mavericks]になっています

sudo /Applications/Install\ OS\ X\ Mavericks.app/Contents/Resources/createinstallmedia --volume /Volumes/Mavericks --applicationpath /Applications/Install\ OS\ X\ Mavericks.app --nointeraction

実行するとパスワードを聞かれるので、管理者のパスワードを入力します。
以下のようなメッセージが出てUSBにイメージが書き込まれてディスクの出来上がりです。

Erasing Disk: 0%... 10%... 20%... 30%...100%...

Copying installer files to disk...

Copy complete.
Making disk bootable...

Copying boot files...

Copy complete.

Done.

OS X上から直接実行してもいいですし、USBメモリを挿した状態からoptionキーを押しながら電源を入れるとインストーラーを立ち上げることができます。
mavericks_usb_image

今回の方法ですとインストーラーからdmgイメージを探してディスクユーティリティで書き込む手間がかからないのがメリットです。

MavericksのUSBブートディスクを作る」への2件のフィードバック

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